「福祉ネイリスト」の仕事ってどんな仕事なの?

福祉ネイリストとは高齢者や障がい者、震災の被災者など社会的弱者や不幸にして心に大きなダメージを負った方に、ネイルケアを施したりハンドマッサージのサービスを行うお仕事です。
施術自体はそれほど難しい技術を要するものではありません。

ただサービスを受ける方があまり体力のない高齢者や身体や精神に障がいを持つ方なので、気をつける事がいくつかあります。
それは長時間の施術を避ける事、さらに体の抵抗力が落ちた高齢者を相手にネイルケアサービスを行う場合は特に衛生面に気をつける事など。

高齢者の中には認知症を発症している方もいるため、病気に対する理解や対処法、話し方、また簡単な介護に関する知識も必要です。
今注目されている福祉ネイルについてチェックしてみましょう。

  福祉ネイリストの活躍できる場所

日本の人口の約4人に1人が65歳以上の高齢者となっており、さらに要介護や要支援など日常生活全般に介護が必な高齢者もどんどん増えています。
要介護状態になった高齢者の場合、どうしても自宅や介護福祉施設に閉じ籠る生活になりやすく、刺激のない生活では認知症になりやすくなるリスクもあります。

そこで注目されているのが福祉ネイル。
高齢者の住む福祉施設や通所介護サービス、高齢者の個宅などが福祉ネイリストの活躍の場となっています。

超高齢社会を背景にして介護福祉施設や自宅を訪問してネイルケアを施す高齢者向けネイルサービスの需要がアップ。
特に介護福祉施設には多くの利用者が住んでいるため、効率的にネイルケアサービスが提供出来るメリットがあります。

  福祉ネイルの効果

女性はいくつになっても「綺麗でいたい」と思うものです。
お化粧やネイルケアはそれだけで女性の気持ちを上向きにさせてくれますね。
綺麗になった自分の姿や指先を見ると心が明るくなり、積極的にお洒落をしたり他の方々とお話しようという意欲も湧いてきます。

そんなプラス効果が認められ介護業界では今、福祉ネイルだけではなくメイクアップセラピーを取り入れている施設も増えています。
あまり交流のなかった認知症高齢者がお化粧やネイルケアで職員や利用者と話しをするようになった、という実例もあります。

福祉ネイルは今後の成長が期待出来る分野なのです。

  ネイルスクールで福祉ネイルは学べるの?

ネイリストの(民間)資格自体はネイルスクールで十分学べます。
スクール比較サイトにも書かれていますが、福祉ネイリストの知識を得るためにはネイルの基本に加えて、一般社団法人シニアチャレンジッドメンタルビューティー協会の主催する『福祉認定制度』を受講するのが一番です。

もちろんネイルの知識がなくても当該協会の福祉ネイルの講義を受ける事は出来ます。
3時間の講習を7日間受講、さらに実地研修を3時間受講で25時間と、比較的短期間で修了証が得られるため人気があります。
修了証発行後は介護施設などで福祉ネイルの施術が可能です。