「福祉ネイリスト認定制度」で福祉ネイルを学び修了証(ディプロマ)を取得すれば、すぐに介護施設や個宅でネイルケアやハンドマッサージの施術が可能です。
ネイルスクールで既存の資格を取得されているネイリストも、福祉ネイリストの勉強をしっかり行えば高齢者や障がい者に施術が出来ます。

福祉ネイルの場合大きな特徴としては、ネイルサロンや自宅サロンでの施術ではなく介護施設や利用者の自宅に訪問してサービスを提供する方法がスタンダードであるという事です。
介護施設へ出張する機会が増えますし道具の用意もありますので、車での移動が出来る方が有利です。

  福祉ネイリストの就業形態

プロネイリストが福祉ネイリストの民間資格を取得すると、高齢者や障がい者の方へ施術を行う事が出来ます。
ただ実際に仕事をするとなると、その働き方にはいくつかの形がありますね。

1・フリーランスのネイリストが各介護施設や個人と業務委託を結ぶ
2・ネイルサロンと各介護施設や個人が業務委託を結び、ネイリストが派遣されてくる
3・ボランティアとして無償で働く

上記のような形になるのが一般的です。
ネイリストが介護施設で正職員として働くケースは殆どなく、業務委託契約を結んで施術する方法が多くなります。

  福祉ネイリストの収入は?

福祉ネイリストとして仕事をする場合、まずどこで働くのかが重要になります。

特別養護老人ホームや介護老人保健施設など公的な施設は安い費用で入居出来ますが、経済的に余裕のない利用者が多い可能性大です。
そこで目をつけたいのが比較的経済力のある高齢者が集まる民間運営の有料老人ホーム。

経済的にゆとりのある利用者であれば福祉ネイルを希望される女性もいます。
施設に申し入れる際も特養老人ホームより業者を受け入れしやすいため、民間運営の有料老人ホームを中心に営業してみましょう。

1人の施術にはそれほど時間を取ることが出来ませんので、施術代はネイルケアやマニキュアでのカラーリングで1,000円前後が妥当でしょう。
福祉ネイルは営業出来る場所がまだまだ少なく、広く認知されていません。
この仕事だけで生活を賄う事は難しいのが現状です。

  介護職員が福祉ネイリストの資格を取得する場合

福祉ネイルは民間資格ですし、講座自体も7日間・25時間と短期間で修了可能です。
介護職員が施設利用者にボランティアでネイルケアを施すために受講しているケースも実際にあります。

この場合は介護施設から給与をもらいながら無償でネイルケアやハンドケアのサービスを提供する事になります。
施設利用者の満足度アップのための方法と言えますね。